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2-8)パック海外旅行で人間関係観察

2013年初夏に中欧数か国をかけ足で回る10日間のパックツアーに参加しました。中欧は晩春の季節で、新緑と木々の花咲く季節の中、歴史ある国々、街々を見物(見学?)する旅でした。
旧友と2人の参加でしたが、時節柄、年配の夫婦が中心で、30名弱の参加。1人参加の男性数名、女性1名、女性友人や姉妹が数組、男性友人が1組(自分達)、夫婦+友人1組の他は夫婦という参加者でした。さすがに年代はそれなりの層で、気持ちの若い人は結構多かったようですが、本当に若い人はほぼいない感じでした。食事はすべてセットされ、自由行動は午後2回のみで、ほとんど全員で行動を共にする内容です。もちろん添乗員付きで、英語を話す必要性も機会もほぼゼロでした。本当に楽な旅です。

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ハンガリーブダペストを望む

そういうなかで私は興味を持って観察したことがあります。相棒以外は、互いに全く他人である集団のなかで、どんなきっかけで、どのような人間関係ができていくかということです。参加者の目的は、「その旅を目いっぱい満喫」です。一方、旅行会社の方針か、参加者の個人情報を開示しません。参加者相互の関係確立は、参加者自身が勝手にするか自然発生的のみです。当然、この集団だけで、観光、食事、ホテル宿泊、長時間の航空機・バス移動をくりかえす、ある種異様な閉鎖社会なのです。観察の結果、きっかけは以下のような感じでした。

①食事の相席時の話しかけ(どこに座るかは面白い課題)
②航空機搭乗待ち時、バス待ち時、ホテルチェックイン待ち時の立ち話
③トイレ休憩時、観光時の休憩時の立ち話
④バス内でのローカルなお話合い
⑤既に知り合った人の別の知り合いとの話に入る(友達の友達)
⑥写真の撮り合い、撮影依頼
⑦突発的な雨や雷などでの傘の掛け合い、助け合いなど
⑧誰か音頭とりをする人がいる場合、特別のお喋り会、飲み会などの開催

ウイーン・ゲーテ像にて

ウィーン・ゲーテ像にて

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ハンガリー・ブダペスト「漁夫の砦」の夜景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知り合いになる話のなかみは、以下のような感じです。深さはケースバイケースですが。
①今回の旅行関係のこと(観光、食事、ホテル、移動バス、気候など)、添乗員のことも含め満足なこと、不満なこと
②自分または相手の海外旅行の経験(とくに同じような経験は話が合う?)
③自分または相手について(自分の過去、現在、家族、趣味、仕事や専門など)
④自分または相手の興味のあること(趣味、自慢話も含め)
⑤土産物や買い物に関すること

2013/5 教会

ハンガリーの聖イシュトヴァーン大聖堂

このようにして1週間強の旅行で、それなりに旅行中の人間関係が出来上がるのです。そして、旅行後にこの人間関係が続くことも、たまにはあるようです。また、夫婦参加者は夫婦参加者とコミュニケーションを取り始めることが多いようです。一人参加者は、それなりに個性が強い人、目的意識の強い人が多く、積極的な人とそうでもない人で人間関係構築の状況はかなり異なります。きっかけづくりが少し難しいのかも知れません。ま、誰も人間関係を作る目的では参加していないので、こういう場では、目的意識の高い人ほど人間関係には無頓着なのかもしれません。
まったく無関係であった人々が、一定期間ではあっても、抵抗なく自然に「運命共同体」になる様子は、大変興味深い機会でした。

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ウィーンで自由行動時、有名なザッハトルテを

 

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