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2-2)日経・やさしい心と経済学から(参考記事)

2015/5/22 日本経済新聞の「やさしいこころと経済学」第10章希望の役割の第4回目に「社会関係資本」という言葉が載っていた。東京大学教授の玄田有史氏の記事である。人は今の幸福を維持し、希望を将来に抱くといっている。「ストロング・タイズ」と「ウィーク・タイズ」があり、前者は幸福に、後者は希望に大きく関係するとのことだ。

以下、記事から抜粋
人とのつながり重要に
「あなたは友だちが多い方だと思いますか」。この質問を20~59歳にすると、米国では40%近くが「多い」と答えました。
英国は約30%、中国でも約25%が「多い」と回答しています。日本では約8%でした。一方、友だちが「少ない」「いない」を合わせると60%超で、突出して多くなっています。
統計分析では友だちが少ないと感じている人ほど、希望を持ちにくいことが明らかです。友だちや知り合いとの交流の中で希望に出会い、彼らの協力や支えで希望が実現することもあるでしょう。
反対に、孤独な人ほど希望との出会いが乏しく、ひとり孤立した状況では希望をかなえることも難しいのです。
人々がつながりあうネットワークを「社会関係資本」と呼ぶことがありますが、社会関係資本は希望を持つための重要な条件です。東日本大震災後、「絆」の大切さが指摘されました。社会学では2種類の絆があると考えます。
1つは家族や親友、恋人など、日ごろからの緊密な交流を伴う「ストロング・タイズ(強い絆)」です。この絆の中で生活することは、安心や幸福の源なのです。
もう1つは「ウイーク・タイズ(緩やかな絆)」です。この絆でつながる人々は異なる場所で生活していることも多いけれど実際に会うと、自分と違う情報を持っている分、新鮮な発見や気づきをもたらし、それが希望につながることも多いのです。この絆は気づきや希望の源なのです。
社会に安心や幸福を広げるにはストロング・タイズの充実が求められる一方で、希望のためにはウイーク・タイズを広げる機会が大切です。」
★「あなたは友達が多い方だと思いますか」の設問に対する各国ごとの調査結果をグラフ表示あり。
以上が抜粋です。

私の主張している「人間関係は資産である」という視点とかなり近い考え方である。人間関係資産論は、自分を中心にして、しかもその人間関係の大小を定量化する方向で、管理可能なものとし、意識した自己実現、自己高揚に直接的につなげるという激しさがある。しかし、人間であることの独自性から起こる「人間関係」を眺め、その有意性、保有価値を認識する視点では共通の視点であると思う。(2015/5/24 井野)

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