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電圧と電流からのヒント

はるか昔の中学理科で初めて教わった電気の基本。電圧と電流の基本的なことの復習である。

その本質は電圧がPotential(潜在能力)意味し、電流がRealization(仕事の実現)意味しているのだ。
つまり、100万ボルトの電圧は、それだけではまだ、何も仕事をしていない。電線(導線)で放電することにより、つまり電流となって導線を流れることにより、熱を発生させたり、磁場を発生してモーターを回して、仕事を実現化するのだ。
例えば、高圧電線の上にとまっているカラスはなぜ感電死しないのか?Potentialの上に両足で載っているだけで、Realizationが起きていないからである。

ビジネスも、需要と供給の潜在能力を発見し結びつけることが、成功の基本であるといえる。
つまり、電圧に相当する需要と供給の潜在能力をコーデイネートして電流を流し、そこにモーターなり、電熱器を仕掛けておけば大きな仕事(成果)が得られるということだ。例えば、商社の機能の基本は、この仕組みを巧妙に(?)コーデイネーションするということなのだ。
インターネットの発達した今、e-Businessなども、この電圧(需要・供給)と電流(ビジネス・モデル化)のをいかにうまくコーディネートできるかにかかっている。
特に、電流の流し方、Monetize (有償化、現金化)の仕組みが大きな課題であることがほとんどだ。
インターネットという手段が核になっていて、新たな電圧を発生させるとか、すでに存在すること電圧を探すより、電流の流し方の進化に知恵を使う競争になっている。

電圧・電流といった、単なる例え(Analogy)だが、このように単純化して考えてみるのも、何かのヒントにつながるかも…….。いかがか?

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