RVMM (Project Review Maturity Model)
プロジェクトレビュー成熟度モデル
- はじめに
- なぜレビューなのか?
- 企業活動のなかのプロジェクトレビュー実態
- プロジェクトレビューの目的
- プロジェクトレビューの種類
- レビュー成熟度モデル(RVMM)とレビュー目的
- レビュー成熟度モデルの主要ポイント
はじめに
プロジェクト成功させるための施策は、日夜多くの叡智を投入しても「決め手」に欠ける状態は続いています。プロジェクトレビューは、ずいぶん昔から営々と続けられきて、「決め手」というレベルにはありませんが、有効な手段として活用されています。但し、本当にレビューが合理的に実施され、最大限有効に行われているかどうかは疑わしいことも多いのです!
現状のプロジェクトレビューの実態を振り返り、より有効な手段として改善するためのフレームワークとして、「レビュー成熟度モデル(RVMM)」を定義します。
ここでは、プロジェクトレビューとして、下記の②のプロジェクトマネジメントレビューを対象範囲とし、原則として、レビューミーティングを伴うものとします。ITプロジェクトを前提としますが、他分野のプロジェクトにも応用可能です。
①企画レビュー(プロジェクト・オーナー企業内でのプロジェクト化のためのレビュー)
②プロジェクト・マネジメント・レビュー
・見積・提案レビュー、トラブル対応レビュー、完了レビュー(ビジネス上の判断が伴う
・計画・計画変更レビュー、進捗レビュー、工程完了レビュー、問題対策レビュー、サービスイン判定レビュー
③テクニカル・レビュー
・技術レビュー(検討会)、デザインレビュー、コードインスペクション、ウォークスルー等
なぜレビューなのか?
企業活動のなかのプロジェクトレビュー実態
プロジェクトレビューの目的
プロジェクトレビューの種類
レビュー成熟度モデル(RVMM)とレビュー目的
レビュー成熟度モデルの主要ポイント
このRVMMのモデルを軸にして、レビューのやり方について成熟度をアセスメントし、そこから成熟度を上げるため人間関係必要なことを見出します。単なる形式主義に陥らず、最も有効な改善策、改革を行うことが可能になります。