読書感想から(1/3)
1)本書入手経緯
数十年前から、たまに付き合いのあるIT会社の社長がいる。年賀状のやりとりだけは欠かさないが、定期的に会って話をするような関係ではない。
以前に私の新刊書籍をまとめて数十冊購入してくれたこともあった。その後たまに、彼が感じた書籍を送ってくれることがある。
今回も、たまたま送ってくれた新刊書がある。
政治家の鈴木宗男の書籍で、「人生の地獄の乗り越え方」<ムネオを救った30の言葉>(宝島社 2020/1/9 ¥1.300+税)という本だ。
送ってくれる前に、久しぶりの電話をくれた。懐かしいが、いつも変わらぬ話しっぷりで、元気そうなことが何よりである。何よりも、昔から今も、ずっと同じ会社の社長を続けていることはすごいことだ。
今回いただいた本は、著者が有名人で、パラパラめくっただけでも、写真も多く、漫画まで入っている。読む前から、それとなく内容が想像できる本である。ただ、有名な政治家である著者には、昔から悪くない印象があり、内容には興味がわく。何しろ、今頃珍しい存在の、「たたき上げ」の政治家だ。世襲の政治家のまき散らす、気取った害悪がないだけいい。
(以下次回に続く)