12月初めに引っ越しした。
20年弱住んだ、横浜市港北区の日吉近辺から、同じ神奈川県の三浦半島の久里浜の少し先に移った。

昨日別件で新横浜に行ったので、ついでに銀行窓口で口座の住所変更してきた。
必要な住所変更処理は、結構いろいろある。今まで、日吉あたりに住んでいて、この手の不便さは考えたことがなかった。
しかし、びっくりするぐらいの実態を目の当たりにするることになった。ネットで確認してみると、次のような実態がある。

〇みずほ銀行:窓口のある支店は横須賀市内に3か所
〇UFJ三菱銀行:同じく1箇所
〇SMBC三井住友銀行:同じく、0箇所(ないんだ!)
〇湘南信金:同じく本店+15箇所

私は、主にSMBCでやっていたので、窓口に行くには、横浜市にいかないといけないわけだ。

もちろん、銀行による得意・不得意な地域、分野などあるのは当然であるが、メガバンクのこの実態には驚いた。特に、SMBC三井住友銀行のゼロには驚いた。いくら元は関西系とはいえ、今はメガバンクの主要銀行ではないか。
窓口を置くことは、それなりのコスト発生の源になるはずだし、ネット適応、人員削減の流れなどの戦略性を表しているのかもしれない。そういう意味では、集中と選択を戦略的に進めているのはSMBCということなのかもしれない。しかし、住民には単純に不便だ。結果的に私には悪印象でしかない。
また、地域に根差した湘南信用金庫はさすがに、本拠地なりの充実ぶりである。
高齢社会、デジタルデバイドなどの大きな歪みをバランスさせるために、メガバンクが切り捨てる部分を補うことによって生き延びるという、ビッグピクチャーに結果的になっているようだ。

思っている以上に、地域格差、人口集中と過疎化、若者集中化と高齢者の置き去り、等々、進行しているようだ。
アベちゃん、もっと足元を見つめ直した方がいいよ。横須賀は、進次郎の地元だ。早く、先頭に立ってがんばれ。