いかにも堅い名前かも知れない、「人間関係資産論」。しかし、元々人間関係は誰でも日常的に、いやでも持っている。そして、それに助けられることもたくさんある。
人間関係はチカラを持っている。それをもっと有効に生かそうというのが、人間関係資産論である。そうだ、人間関係資産論は人間関係をもっと大切にし、うまく生かそう、息をさせようということだ。
人間関係資産論を本気で実践するために、「自分マンダラ」がある。全体の位置付けをご紹介する。各ページは含蓄のあるものと自負している。ご自身の人間関係を思い浮かべながら、じっくり眺められたい。
1.人間関係は資産である
人脈と人間関係資産の違いは、定量化して管理可能にできるかどうかであるということ。これは私が定義したことである。
2.すべての人は人脈タンクを持っている
あらゆる人は人間関係を持っている。この人間関係がある限り、この人脈タンクを背負っているということだ。人間関係による価値がタンクの中に入っているのだ。それを人間関係資産が入っているとイメージしている。
3.人脈タンクを知り、活用する
イヤでも背負っている人脈タンクの中身に興味を持ち、その中身を知り、うまく使い、価値あるものを増やしていくのである。中身が豊富であれば、その使い方は大きな可能性ができてくる。
4.人間関係資産量の考え方
人脈と人間関係資産の決定的な違いは、その量を計れるということである。計れるということから、それは初めて管理可能になる。客観的に把握し、意図的に増やし、効果的に活用できることになる。
5.人間関係資産論とは
人間関係資産論は科学的な管理をするための体系なのだ。なぜ科学的管理をするのか?それを有益、有効に活用することによって、大きな価値や効用を生み出すことができるからである。意識して使わなくても、人は自然に人脈タンクの中の人間関係資産に助けられることは、よく起こることだ。積極的に使えば、もっともっと有益な資源、資産になる。
6.人間関係資産論を支える「自分マンダラ」
「自分マンダラ」は人間関係資産を管理するためのツールである。人間はすぐに忘れる癖がある。ツールは忘れない。こまめにツールを使うことにより、今までになかった画期的な成果が得られることになる。人間関係資産論を理解し、実践する人だけが、このゴリヤクを享受できるのだ。