昔から「テレビを見ながらご飯をたべるな」とか「ラジオを聴きながら勉強するな」とか、「おしゃべりしながら仕事をするな」などなど、何かをするときは集中することがいいことであるといわれてきました。
ところで、私はこのサイトの「あれやこれや」の中で「プラプラ・ウォーキング5：Walking ｘｘing」ということを書きました。その内容は下記のようなことです。９年間のウォーキング実践の中で得た、貴重なこと（法則）なのです。
毎日毎日プラプラと歩き続けるうちに、・・・実は、「ながら」ということを意識してやり始めました。歩きながら考えるといったことです。それを「Walking Thinking」と少ししゃれた（？）名前を付けるのです。今まで意識してやってきた「ながら」は、下記のようにいろいろあります。実は、ウォーキングは「ながら」と組み合わせると大変素晴らしい楽しみになります。ときには新たなヒント、創造が突然湧いてくるのです！！！ダイエットより、うれしい効果です。
1) Walking Thinking ：考えついたことをその場でメモすることが重要
2) Walking Stretching ：指の関節運動、首の運動、腕や肩のストレッチなど
3) Walking Feets Estimating ：ゴルフの距離目測の練習、目で目測し、歩幅で確認
4) Walking Reading ：車のいない川沿いの土手道等を選び、二宮金次郎のようになる。 Kindle等の電子書籍も面白い。車、自転車、人には要注意！やり過ぎは乱視化も？
5) Walking Photo-taking ：写真片手は定番も、陳腐（？）か温故知新か
6) Walking Observing ：風景の観察、路傍の草に季節を感じる、道行く人々の人間観察、世相の観察もまた楽し
7) Walking Singing ：誰もいなければ、懐かしい演歌なぞ口ずさむ（童謡ではなく演歌が一番）
他にもまだまだ、いろいろな楽しみ方があるでしょう。工夫することそのものが面白い！！そして、これをすでに本サイトでご紹介した「アイデアマラソン」と組み合わせると、とても面白い世界が拓けてきます。私はここ数年実践しています。
このことは、実は今までの常識に反することを言っているように感じます。「ながら」ということは、複数の異なる行動を並行して行うということです。もちろん、複数のことを同時に行うわけですから、本当に集中しなけれがばならないことには無理でしょうが、使い場所が違うことであれば可能なことも多いのです。例えば、脳と足とか、手とかといったことです。そして、うまくハマると、思ってもいないような効果ができることもあるのです。例えば、ウォーキングしながら、脳細胞が画期的な思い付き引き出すをといったようなことです。
ただし、最近極めて大きな問題になるであろう、スマホやタブレット、Kindleなどを見ながら車や自転車を運転する、また人ごみを歩きながらそれらを見る、といったことは要注意です。やってはならない「ながら」があることは最優先で注意する必要があります！TPOをわきまえた知的「ながら」を薦めているのです。
