昨年(2023年)11月に公開されて、世界的に圧倒的なインパクトを引き起こしている。現実的な圧倒的影響力を持つ、AIの登場である。
「人間関係は資産である」を発想し、追い続けて20年近くなる私にとって、先に掲載したように、その試用結果、強烈な刺激を受けている。私が、自分で考える答より、余程説得力のある回答が返ってくる。

いろいろ試しているが、当然ながら得意なことと品質の良くない回答がある。これはChatGPTは膨大な事前学習をし、そこから知識を基に回答をしているので、当然な結果である。
極めて個人的なこと、固有の詳細な部分は正確でないことが多いし、嘘になることを本当のように平気で答えてくる。また、株や為替等予測など、直接的に利害に直結することなどは明快に「できない」と答えてくる。
また、私が質問した「人間関係」関連でも質問の仕方で、答えの中身や文章も違ってくる。

つまり、問いかけの仕方で、答えもかなり違ってくる。世の中には、質問方法について研究している人も少なからずいるようだ。

私の現時点での感じでは、以下のようになっている。
1)個人情報は、公開情報のない人については、嘘の回答がされるので要注意
2)IT系、ネット技術、AI技術等の分野は、かなり正確な的を射た回答が期待できそう
3)人間関係のような分野は、相当広く議論されているので、的を外さない回答が期待できる

これらは、Chat GPTが公開情報を膨大に事前学習していることを基本に置いているので、理解できることである。
しかし、うまく活用すれば、今までにない、いろいろなことが起こることは、容易に想像できる。
私が取り組んでいる、「人間関係資産論」、「自分マンダラ」にもうまく生かせないか考えている最中である。

(井野)