20年ほど前に退職してから随分経った今、妙に忙しい日々を送っている。というより、日々に追い立てられているという感じだ。
昔は仕事では当たり前だった、複数の課題を並行して追いかけ、処理することっを、老人域に完全に浸った今になって、対応せざるを得なくなっている。
大きな古い団地の管理組合の役員をやっているせいだ。2年間のお勤めで、今年度が2年目だから、あと少しでお役目ごめんになるのは間違いない。
しかし、古いがゆえに、しっかりした組合なので、年度末の仕事はなかなか一筋縄ではいかない。4月末に予定している組合総会に向け、年度締め、次年度予算化など網羅した議案書を準備する必要がある。毎年やっているので、大体決まった方法ではあるが、それなりに手間はかかる。
一方、担当している工事関係の処理も、年度末だからといって、生き物としてもメンテは止まらない。年度末ゆえの工事代金の処理も全部整理して処理する必要がある。決算処理に遅れないよう、漏れがないようチェックする必要がある。報告書も作る必要がある。
早く卒業したいものだ。
卒業後は、次の自分の課題はすでに設定済みである。電子書籍の既刊分を総ざらいして、全部改訂出版する予定だ。可能なものは、PB(Paper back)化する。多分1年間はかかると見積もっている。なんだか、自分の最終仕事の匂いがしてきて、チョットいやな気はするが、まずは整理したい。
それに、しばらく手抜きしている中房総古家のケアも気になっている。
速く、今の組合仕事を卒業したい。