2020/5/5 ゴールデンウィーク真っただ中である。この季節は、新緑がもえるような時期で、天気も良く、新しい年度が軌道に乗り始める時期である。少なくとも、私が生まれ育った、昭和半ばから平成の時代はそうであった。
新しい令和の時代になってすぐ、このコロナウィルスのパンデミック騒動である。
これは、本当に世界中を巻き込み、世界大戦を思わせるような大混乱を巻き起こし、今現在も、先行きの落ち着き先が見えない、とんでもない状況である。
混乱の最中であるが、ヒマな年寄りの一人として、少しだけつたない、まとまりのない考えを、少し書き散らしてみたい。

1)得体の知れないウィルスとの人類の闘い
2019/12には中国武漢で発生していることは、分かっていた。しかし、これがこれほど深刻な形で世界を巻き込むとは、だれ一人予想できなかった。
問題は、独裁政権に近い中国で発生したことがあるだろう。情報開示やオープンな英知を集めた緊急対策より、できるだけ小さなものにして封じ込めることに注力したと思われる。
問題は、それが何で、どういう動きをしどの程度危険で、根本的対策できるワクチン開発などが、まったく間に合っていないことである。
問題が起こった時、その対症療法と根本対策は、明確に分けて、最短の時間でタイムリーに手が打てるかどうかだ。
世界中で大騒ぎをしている中で、科学的に冷静な研究と対策方法の開発がどれだけ、はやくできるかが、本当の勝負である。
政治家や、専門家と称する年寄りや、異常発達したようなマスコミが、感情的な大衆鎮撫に躍起になるだけでは、まったく解決にならない。少なくとも、この辺りの人たちは、もっと信頼できるデータを集め、吟味分析し、それを踏まえた発信をするべきである。やみくもに、人心をあおることだけに終始することは、やめるべきことである。
世界中の英知を集めて、科学的に分析し、対応策を開発することだけが解決策ではないか。たとえ、それが自然気象により、解決に向かうかも知れないが、もしそうなったとしても、経験したこの危機を冷静に科学的に分析し、次の危機への対応準備に資するべきである。