何となく過ごしているうちに、3日目に入った。
2021年は、どうなっていくのか?黙っていても、すぐに結論が見えてくる問題ではあるが、いろいろ考えるのがしがない人間のサガかも知れない。

当然ながら、最大の問題はコロナの行方である。これの経緯次第ですべてのことが変わってくる。
最も楽観的なシナリオは、ワクチンが圧倒的に有効な場合である。水戸黄門の印籠のごとく、すべての混乱を治める決め手になる。その場合は、時期的な推移が大きな課題になる。どれだけ早く入手し、混乱なく処置できるかだ。ワクチンの有効性次第で、人間の混乱を表面化しないで済む程度に有効であれば、まさに楽観的状況になりえる。しかし、今の政府や自治体の無能ぶりでは、恵まれた状況になってさえ、後手後手になる可能性が高そうだ。リスクマネジメントの基本である、リスクの想定が弱く、したがって対応策がすべて後手に回る、最悪のマネジメントである。というか、マネージできていないプロジェクトの状況である。

最も悲観的なシナリオは、ワクチンの効果が期待ほどでないか、副作用などの想定外のことが起こる場合である。更に変異形のものが頻発し、それに対するすでに開発したワクチンが有効でなくなる場合もあり得る。ワクチンが有効でも、マネージできない政府、行政の能力欠如で、猫に小判状態もあり得る。
すべて、乾坤一擲、ワクチン頼りの構図である。黄門様の印籠が通用しない場合が問題だ。

この最善、最悪の間に、中間的なシナリオが来る。コロナ自体の悪影響が想定した以外の方向にはっきりしてくる場合などもあり得る。単なる普通のインフルエンザ説のような解明に至る場合だ。
しかも、グローバルに世界中を巻き込む今回の問題は、グローバルゆえに終息できない可能性も含んでいるだろう。黄門様の印籠が有効であったとしても、世界中で一斉に印籠をかざすことができない可能性もある。

こういう状況下で、もっとも重要なことは何か?
対応する体制づくりと、リスク管理体制ではないか?当然グローバルなレベルである。

しかし、以上のことは、すべて対応方法についての議論である。
そもそも、コロナ自体の解明、発生の経緯の解明などをもっと追求しなければ、再発防止の方法や施策には直結しない。
世界中を巻き込んだ、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、リスクマネジメントの体制が必要なのかもしれない。

イマイチ、まとまらない、・・・。