2020/5/21 朝時点で、ほぼ間違いなく、日本の終息に向かっている。
世界の状況に目を向けると、目を覆いたくなるような惨状である。
ここのところ、遅れてきたロシアが発生件数で第二位になり、日々急増している。
またブラジルも急増中でスペインを追い越して、第三位になりかかっている。
ただ、それにも増して断トツの一位を走っているUSは、増加の勢いが止まるようには見えない。
感染者が150万人を超え、死者数が5万人を超えている。とんでもない人数である。
その内訳をみても、ニューヨークと隣接するニュージャージーが突出しているが、西海岸のカルフォルニアも相当数の状況が続いている。
日本の終息傾向と比べると、どう考えても終息傾向が見えているようには感じられない。
今後、これらの原因分析はいろいろな角度から行われるであろうが、決め手になる要因はそう複雑なものではないと感じる。
元々の医療制度、体制の問題、人種や国民体質の違い、国民意識と行動傾向の違い、ウイルス自体の進化の問題、等々、素人目にもそう複雑なものとは思えない。
今後、ウイルス自体の科学的解明、対応薬開発の直接的研究、解明のほか、国や地域による傾向結果の分析などが徹底的に進められることを願いたい。それがあって、初めて再発防止策を効果的に打つことができる。これは、政治主導であるべきではない。そうでないと、すぐに間違った方向に進むことになる。
人間集団は、平時は冷静な判断ができるが、メチャクチャなパニックに陥ると、極度に感情主導になり、冷静さを失う傾向があるようだ。早く終息するものは、早く冷静な分析と判断に着手すべきと思う。中国も韓国も、そして日本もそういう動きができる国ではなさそうなことが悲しい。