計画のポイント

私は数年、時々この立直しを考えてきた。三浦半島に移り住んで1年になるが、最近知り合った自衛隊上がりのオジさんに面白い知恵をもらった。立直しの方法である。

傾いた上端にロープを固定し、もう一方の柱の下端にロープ可動端を固定し、下りのロープの途中に輪っかをつくり、そこを通してロープを下に引くというものだ。要は、滑車の原理を滑車ナシで行なうのだ。ただ、滑車ナシだと、ロープの摩擦など、想定以上に難しいと思える。

 

改めて、滑車の原理を勉強する。定滑車、動滑車などを使うことにより、引き上げ物の重量より少ない力で引き上げることができるやつだ。これを複数個組み合わせてやれば、数分の一の力で引き上げることができる。
ネットで探すと、あるある!!
4連の滑車が2つついて、これにロープ付ですでにセットしてある。これが結構手軽な価格で売っている。早速、ネット購入することにする。ギア比1:7ということは、7倍の力を作用させることができる。すごい!!

200kgロープホイスト(7mmx20mロープ付)
使用荷重200kg ギア比1:7 本体重さ2.1kg
値段は5千円弱

少し考えたが、ネットで注文、購入する。
もう一つの課題がある。立直した後、その状態を固定する方法だ。
これは、すでにある単管パイプに直角(近く)になった柱パイプと横のパイプを、新たな単管パイプでハスカイに固定すればよい。すでに立っている単管パイプは、工事用のものと同じで、直径48mmのものである。ハスカイは、それよりも細い直径25mmのもので十分だと思う。細い方が扱いやすい。
単管パイプを固定するのが、単管パイプクランプ(ミニクランプ)である。ホームセンターで48mmと25mm のパイプをつなぐものがあることが分かった。これでいこう。