人間関係資産論に近々追加する内容のその2を紹介します。
人間関係資産を正しく活用するための条件を整理したものです。
(以下、原稿案です)
正しい活用
ところで、そもそも人間関係を資産と考えることに違和感を持つ人が少なくありません。ある種の嫌悪感を持つ人もいます。
この場合、自分の利益のために他人を利用する、他人を踏み台にするといった、自己中心的なことをイメージすることが主な原因です。いろいろな人生経験の中で、そういう場面に出会うとか、見分してきたことがあるのかもしれないし、人としての美意識かも知れません。実際、人間関係資産の使い方が難しいのは、この危険性をはらむためです。このようなことは避けなければなりません。
正しい活用方法を守ることが大切なのです。人間関係資産を使って行動する場合、その行動が正しいことであるかを事前に確認する必要があります。不用意に、気分だけで走ってはいけません。
人間関係資産の活用には、正しい方法と間違えた方法があることを理解しなければならないのです。間違えた方法と判断する場合は絶対にその行動をしてはいけません。悪魔の誘惑には間違っても乗ってはならないのです。

以下、正しい活用と間違えた活用を整理します。その判断のためには2つのことを考えなければなりません。
一つ目は、その活用が法的に正しく、社会常識に反していないかということです。社会常識に反しているということは、何らかの実害が想定されるかどうかがポイントになります。この手のことは、その場では何となく問題が出てこなくても、いずれ後で大きな代償を払うことになります。最初から絶対に排除すべきです。

二つ目は、利害関係者にとってどういう影響を及ぼすかということです。利害関係者は、自分、相手およびその他の第三者に分けて考えます。それぞれの関係者に、検討している活用行動がどのような影響を引き起こすかを検討します。その影響は、経済的、人間関係的、時間的経緯、影響の大きさなどを考えて、プラスになる場合(〇)、マイナスになる場合(×)、どちらでもない(△)という評価をして整理します。
この結果を下表に示す基準で正しいか、間違えているかを判断します。微妙な人間関係を使って新しい価値を創造するのですから、慎重に吟味して必ず正しい価値を生み出すようにしなければなりません。

実際の活用行動の検討には、次のフローチャートの順序で確認できます。上記の表 と下図のフローチャートは同じ内容になっています。